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維新の会が大失速。安倍氏は旧自民党の政策に逆戻り

 

 大阪維新の会が大失速している。各種世論調査は支持率が低迷、維新の会が開催する政治塾の出席者も激減しているという。
 きっかけは、民主党などから合流した9人の国会議員団。誰それ?というメンバーばかりであまりにもパッとしない。橋下氏のカリスマ的なイメージとのギャップがあまりにも激しく、支持率を大きく下げることになってしまった。石原都知事にも「橋下君自身が(国会議員団に)失望してるんじゃないの」と皮肉られる始末。

 当初は自民党の安倍総裁との連携で、新しい保守連立内閣も取りざたされたが、安倍氏サイドは完全に維新の会を見限っている。次の総選挙では、自民党主導で総理になるという前提で、すでに「人選作業に入っている」(政治ジャーナリスト)といわれる。

 キーマンは麻生太郎元首相。10月8日には、麻生氏は10月8日に韓国を訪問、青瓦台(大統領府)で李明博大統領と会談した。中国次期政権幹部と会談するとの噂もあり、安倍氏が中韓との関係修復を念頭に置いていることは明らか。

 このまま自民党が第一党になれば、安倍氏から麻生氏という2007年から2009年当時の自民党政権がそのまま復活する可能性が高い(小泉路線から構造改革だけをなくしたパターン)。
 最大の問題は、日本を取り巻く状況が当時とは一変していること。従来ならば、日米同盟を機軸に据え、その枠組みの中で、中韓と妥協するというやり方が通用した。だが現在の日本の苦境は、米中関係が劇的に変化し、この図式が成立していないことが最大の要因。

 米国大統領選でロムニー氏が当選すれば、時計の針を少しは戻すことができるかもしれないが、オバマ大統領続投の場合には、安倍氏の描く戦略は根本的なところで破綻する可能性が高い。
 カレーをイッキ食いして健康をアピールした安倍氏だが、今回も政権を投げ出すようなことがあれば、体調の言い訳は通用しなくなる。

 - 政治

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