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東国原氏が下半身記事で週刊文春を提訴。今更名誉毀損でもないでしょ!

 

 東国原英夫・前宮崎県知事が、週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に対し2200万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
 問題となった記事は、同誌9月20日号で、訴状によると関係者の証言として「30人以上の女性を自宅に宿泊させた」などと記述した部分が名誉毀損(きそん)に当たるとしている。

 近年、政治家がマスコミを訴えるケースが増えてきている。しかも多くが大したことのない内容である。以前の政治家は自身のスキャンダルについてマスコミを訴えることなどなかった。
 政治家は一般国民とは異なり、公の場で自らの意見を堂々と表明できる立場にある。またリーダーとしての意識も高く、政治家は小さいことでやたらめったらキーキー騒いで、司法などに訴え出るものではないという意識が強かったのだ。

 東国原氏は現在知事を辞めているとはいえ、次期衆院選への出馬が確実視されており、事実上の政治家といってよい。しかも内容は下半身ネタである。
 東国春氏がかつて淫行で警察の事情聴取を受けていることは誰もが知っていることであり、TV番組では自身のオンナ好きをネタにもしている。内容の真偽はともかくとして今更名誉毀損でもあるまい。

 かつて、田中角栄元首相はロッキード事件のスキャンダルでマスコミから大バッシングを浴びた。だが記者を前に田中氏は「君らは記事を書くのが仕事だ。好きなだけ書けばよい」と発言し、権力者としての器の大きさに皆感服したという逸話がある。
 自民党設立のキーマンとなった三木武吉もふるっている。3人も愛人がいるとスキャンダル攻撃を仕掛けられたが「いや違う。5人だ」と訂正する余裕っぷりでまったく動じなかった。

 田中角栄氏や三木武吉氏と東国原氏を比較するのは、両氏に失礼かもしれないが、それにしても、ただの下半身スキャンダルでなぜこのようなヒステリーを起こすのか?
 下半身スキャンダルで名誉を毀損されたと大騒ぎし、裁判だ!裁判だ!と叫んでいるような人に、一国のリーダーなどとても任せる気にはなれないと思うのは本誌だけだろうか?

 - マスコミ, 政治

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