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美人記者を取材対象にはべらせる大手マスコミの呆れた実態

 

 近年、政治家や企業トップなどを囲む記者に「美人な女性」を配置するケースが増えてきている。この実態が注目されるきっかけになったのは、故中川昭一元財務大臣の「酩酊会見」事件と、みずほコーポレート銀行頭取の「美人記者路チュー」事件である。

 中川氏はG7の記者会見に酩酊状態で出席し、各国の失笑を浴びた。この直前、中川昭一大臣がG7昼食会を抜け出し女性記者らとワインを飲んでいたという報道が出てきたことから、中川氏が女性記者と個人的に親しい関係にあることが発覚した。
 もっとも中川氏の女性記者好きは有名で、平日も公務が終わると親しい女性記者と夜の街に消えるのが日課であったことから、関係者にとってはとくに驚くような話ではなかったという。

 一方「路チュー」事件とは、みずほコーポレート銀行の斎藤宏頭取(当時)が、テレビ東京女性記者とのキスシーンを写真週刊誌「フライデー」に掲載されたというもの。
 ネットでは女性記者が中国籍だという噂も流れたことから、一時は中国公安部によるハニートラップではないかという見方もあった。

 政治家や企業トップの番記者といえば男性の仕事であったが、最近は「かなり意図的に美人を配置している」(大手新聞社デスク)という。
 女性記者を意図的に配置するのは、当然、女性の方がネタが取れるからなのだが、そこには政治家や企業トップがどんどん小粒になっているという現実がある。

 かつての政治家は、いい意味でも悪い意味でも「大物」であった。高級料亭をハシゴし、芸者遊びも派手であった。愛人を何人も抱える猛者も少なくなかったのである。このような政治家に対しては、美人の記者をはべらせたところでほとんど効果はない。

 最近はそういう風潮はなくなり、政治家の懐具合もだいぶさびしくなった。そうだからといって性欲がなくなるわけではない。いきおい手近な女性記者とイチャイチャすることになる。実際、女性記者を投入すると情報が取れるのである。

 もっとも女性記者の側もそうそう簡単に体を許しているわけではない。ほとんどが、一緒に食事をしたり、飲みに行ったりという程度の関係だ。逆に言えばその程度で、取材対象は満足し、ペラペラとしゃべってくれるのである。
 国を代表する政治家や大手企業のトップが、萌え喫茶やキャバクラ程度の女性接待で満足し、口が軽くなるとは、なんとも情けない話である。

 政治家や企業トップの「小物化」はさらに進むと考えられ、マスコミのあきれた女性接待もしばらく続くのかもしれない。

 - マスコミ, 政治

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