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憲法解釈見直しに関する実務のキーマン。小松長官は大丈夫なのか?

 

 集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈見直しの中心人物である小松一郎内閣法制局長官の進退に注目が集まっている。共産党議員と何度も大声で口論したり、国会答弁で委員長の制止を無視して延々と答弁を続けるなど、異様が言動が目立っているからである。がんで療養中ということもあり、職務の遂行は難しいのでは、という声も一部から出てきている。

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 小松長官の言動が最初に問題になったのは、3月4日に行われた参議院予算委員会における共産党の小池議員の質問に対する小松氏の対応。「安倍政権の番犬になっている」と揶揄した小池氏の質問に対して人権論まで振りかざして発言を批判した。国会議員からの質問に対して公務員が批判するのは異例のことだがまだそれは序の口だった。

 その後、共産党の大門議員が7日の参院予算委員会終了後、国会内の廊下で「共産党に直接抗議してほしかった」と注文したところ、これに小松氏が言い返し、大声での口論に発展した。
 国民から選ばれた国会議員からの要請に対して口論するなど公務員としては絶対にあってはならない行為である。さすがに小松氏もまずい思ったのか、予算委員会の理事会において、大門氏と口論になったことについて陳謝し、12日には議員会館に大門氏を訪問し、直接謝罪することになった。

 だが、それでことは収まらなかった。小松氏は謝罪に行ったその場でも再び大門氏と口論してしまい、大門氏は謝罪は受け入れられないとして、これを拒否する事態となってしまった。 このほか、首相が明言していない法案提出方針について私的見解を国会で述べるなど、異様な言動が目立っている。

 小松氏は外務省出身であり、これまで何度も国会対応や政治家とのやり取りを行ってきた人物である。常軌を逸した行動に、体調の問題を指摘する人も出てきている。
 民主党の大畠幹事長は13日、「国会を混乱させないような適切な方を任命すべきだ」と罷免を求める発言を行った。今のところ安倍政権は続投の意向を示しているが、与党内からも状況を懸念する声が高まっている。

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