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橋下氏が石原氏とたちあがれの分断工作を開始。石原氏最大の弱点が露呈!

 

 次期衆院選を控えた「第三極」勢力の結集をめぐって、橋下徹大阪市長による「たちあがれ日本」の分断工作が明確化してきた。

 橋下氏と石原慎太郎全東京都知事、たちあがれ日本の平沼赳夫代表らは3日、京都市内のホテルで会談した。この席で橋下市長は「真正保守の人たちとは組めない」と発言し、たちあがれ日本の平沼代表を強く批判した。

 橋下氏はこれまでも、石原氏個人とは連携したいという意向を示す一方で、たちあがれ日本については「合理的ではない」として強く批判していた。3日の会談ではその意向がさらに明確化した格好だ。
 橋下氏としては「石原氏をシンボルとして活用したいというがホンネで、石原氏についてくる古い世代の政治家はお荷物と考えている」(政治評論家)。一連のたちあがれ批判は、石原氏と平沼氏らたちあがれメンバーの分断を狙ったものとみられる。

 状況は混沌としており、一寸先は闇だが、現状では石原氏が持つ弱点がモロに露呈し、たちあがれ日本が追い詰められている状況といってよい。
 石原氏の最大の弱点とはズバリ「総理大臣病」。石原氏の総理への夢は尋常なレベルではない。3日の会談では「自分はトンネルを掘るためのやり先でいい。年齢から言っても竣工(しゅんこう)式には出られない」と野心がないことを強調しているが、それを信じる人は永田町にはいない。

 そもそも石原氏が都知事になったのは、当時の中央政界で石原氏が総理に上り詰める可能性が極めて少なくなったことが原因だ。今回の急な都知事の辞任にしても、尖閣諸島の購入で躓き、さらに息子の石原伸晃氏が自民党の総裁選に敗れ、総理のイスがフイになってしまったことがきっかけとなっている。
 石原氏がたちあがれを切り捨てる、あるいは、たちあがれが完全に維新に頭を下げる形で妥協すれば、石原氏には総理のイスが見えてくる可能性がある。最悪でも政権をとりさえすれば、副総理のポストは確保できるだろう。

 橋下氏ら維新側が強く出ているのは、石原氏が持つ最大の弱点を見透かされているからである。石原氏のかつての盟友である亀井静香氏は、この構図がハッキリ見えて頭にきているのか、「一人で死ね」と石原氏を突き離した発言をしている。
 たちあがれ側もそれをよく認識しており、3日の会談では橋下氏の激しいたちあがれ批判に対しても、平沼代表は黙って耐えていたという。

 もっとも維新の会のブームはすでに終わっており、選挙では思いのほか票を取れないとの見方もある。橋下氏と維新の会にとっては解散までのわずかな期間が、天王山となるだろう。

 - 政治

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