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金正恩第一書記が足を引きずる映像が話題に。痛風による体調不良説も

 

 北朝鮮の金正恩第一書記が足を引きずっている映像が話題になっている。このところ金氏の体重増加が著しいことから通風などの健康不安説も出ているが、ちょっとしたケガに過ぎないとの見方もある。

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 朝鮮中央テレビは2014年7月8日、故金日成主席の死去20年に合わせて実施された追悼集会に、金正恩第一書記が参加する様子を放映した。
 金氏は、舞台のそでからひな壇の自分の席に向かったのだが、足を引きずって歩いていた。金氏の体調がよくないことが分かるような映像は同氏がトップに就任してからは初めてのことになる。

 金氏に対してはこのところ体重増加が著しいと指摘する声が上がっていた。確かに、第一書記就任直後の写真と見比べると、最近はかなりふっくらとした様子である。
 一説では、独特の髪型も含めて、金日成出席と生き写しにするために、あえて太った体型になるように心がけているともいわれる。また、体制引き締めを目的に粛正を繰り返していることなどから、精神的ストレスが溜まっているとの報道もある。

 基本的に非民主国家では、権力者の体調に関する話題はタブーであり、要人の病気などについて報道されることはめったにない。北朝鮮要人の体調については、外国のメディアが様々な報道を行うが、当たらないことも多い。

 金日成主席は首の後ろに大きなこぶがあり、北朝鮮ではカメラ・アングルを工夫し、これを映さないように細心の注意を払っていた。西側ではこぶの肥大化などで健康不安説が何度も取り沙汰されたが、結局は心筋梗塞が死因で82年という比較的長い生涯をまっとうした。
 また息子の金正日氏も、当初は酒浸りで生活が荒れ、判断力に欠けるという報道だったが、小泉元首相の訪朝によって明らかになった正日氏の本当の姿は、冷酷で判断力に優れた独裁者であった。

 共産圏の公式報道はウラがないことが多い。足をひきずる正恩氏を放映したということは、基本的に北朝鮮当局が問題ないと判断しているという見方がほとんどだ。逆に今後、同氏の体調を判断できないような映像の加工やアングルの工夫が行われるようであれば、正恩氏の健康不安説が真実味を帯びてくることになる。

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