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インテルとクアルコムがシャープに出資?事実だとしてもインパクトは小さい

 

 出所不明の情報が跳梁跋扈するシャープ周辺からまた奇妙なニュースが飛び込んできた。経営再建中のシャープが、米半導体大手インテルから300億円程度の出資を受ける方向で調整中だという。

 14日のロイターによると、インテルとはスマートフォン向けなどの部品の共同開発で協業交渉を進めており、資本面でも提携を結び経営の安定を図る考えだという。同時に米通信技術大手クアルコムからの出資についても協議を進めており、月末までには結論を出す予定としている。シャープはこの報道について「当社が発表したものではない」としてコメントしていない。

 シャープ周辺からはなぜか出所不明のニュースがわんさか出てくる。巨額赤字を伴う決算情報が一斉に報道されるのを恐れて、事前にマスコミに小出ししているのか、単に現経営陣に指導力がなく、勝手に社員がリークしているのか真相は定かではない。

 インテルとクラルコムと交渉していたのは事実のようだが、今回のニュースが真実なのかは今のところ不明である。だが仮に真実だとしても、シャープの現状を抜本的に解決することにはならないというのが大方の見方だ。
 インテルやクアルコムはシャープと同様デバイス・メーカーであり、最終製品を開発しているわけではない。両者にとってシャープに出資するメリットはあまり大きくないのである。ただ、両社からの出資によって資金面で多少安心感が増し、銀行側のスタンスが軟化するという効果は期待できるかもしれない。
 だがシャープの経営を根本的に改善させるには、鴻海やアップルといったシャープのデバイスを購入してくれるセットメーカーとの提携、もしくはサムスンのような競合メーカーからの買収(あり得ないと思うが)が必須となる。

 マスコミへのリークが意図的なものかそうでないかは別として、出所不明の情報が飛び交う状況は、シャープに対する市場の不信感を助長するだけである。もしシャープ経営陣の意図的なものなら、その経営センスのなさに開いた口が塞がらない。

 - 経済

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