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完全保存版!中国共産党次期最高幹部7名の素顔と人物相関図

 

 中国の次期最高指導部である政治局常務委員7名が決定した。注目されていた胡錦濤グループと太子党の派閥争いは、太子党側の圧勝となった。

 政治局常務委員を巡る権力闘争は、胡錦濤グループと太子党の争いに、太子党の後ろ盾となっている江沢民元総書記率いる上海閥が介入するという構図になっている。

 胡錦濤グループは共青団(中国共産主義青年団)と呼ばれる青年組織を背景とした派閥。党のエリート学校を卒業した勉強エリート集団だ。共青団出身者の中に は低い身分(共産主義の中国では地方の貧しい農民の立場も低いが、旧資本家の家柄も低いとされ出世しにくい)から苦学してのし上がった人も多く、清廉潔白だが権力志向が極めて強い。党のポストしか寄って立つところがないので、党を私物化する傾向が強い。

  一方の太子党はかつて共産党創設に貢献した初期幹部の2世3世を中とするグループ。ボンボンのエリート集団である。コネで出世しているので、不祥事を揉み消したりといろいろと評判が悪いが、豊富な資金を背景に様々な経験を積んだ有能な人もいる。ちなみに重慶市の党書記として圧倒的な実績を残したものの、スキャンダルで失脚した薄熙来氏は太子党のホープであった。

 太子党の中でも江沢民氏は太子党でない人も巻き込み独自の巨大グループを形成している(上海閥)。多くの国営企業が江沢民グループの影響下にあり、企業活動を通じて得られた莫大な富を保有している。党内での影響力は極めて大きい。

 政治局常務委員7名は以下の通りである。

 ・習近平(太子党)(江沢民グループ)
 ・李克強(胡錦濤グループ)
 ・張徳江(太子党寄り)(江沢民グループ)
 ・兪正声(太子党)
 ・劉雲山(太子党寄り)(江沢民グループ)
 ・王岐山(太子党) 
 ・張高麗(太子党寄り)(工沢民グループ)

 太子党もしくは江沢民グループは常務委員の7つのイスのうち6つを占めており、圧倒的勢力となった。胡錦濤グループは期待のホープだった汪洋氏が落選したことで李克強氏1名となり劣勢は明らかである。太子党側でもとりわけ江沢民グループは4名を確保しており、依然として江沢民元総書記の影響力が強いことを伺わせる。
 ただ胡錦濤グループは李克強氏が政府トップである国務院総理(首相に相当)のポストに内定しているほか、党職員や政府職員の隅々まで要員を配置しており、実務上の影響力は依然として大きい。胡錦濤グループは現場からのアプローチで権力奪回を目指すことになる。

 - 政治

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