ニュースの教科書

ジャーナリストが記事にできないホンネやつぶやきを集めた脱力系ニュースサイト

ロケット「羅老」号の再打ち上げ日が決定。相変わらず韓国人はロケットに近づけず

 

 トラブルで打ち上げが延期となっていた韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」号の再打ち上げ日程が11月29日となる見通しが高くなってきた。

 韓国教育科学技術部と航空宇宙研究院は、ロケット1段目を製作したロシア側と協議を行い、29日の打ち上げがふさわしいとの結論に達した。
 「羅老(ナロ)」は韓国初の人工衛星搭載ロケットだが、主要な技術のほとんどをロシアに頼っている。10月26日に打ち上げを予定していたが、1段目にガスが漏れのトラブルが生じ、打ち上げが延期されていた。原因の究明や部品の調達はすべてロシア側が行うことになっており、今月の18日になってようやくロシアから部品が到着し、打ち上げの準備に入れるようになった。

 ロシア側は技術の流出を極度に警戒しており、韓国人技術者はロケットに近づくことすらできないといわれている。ロケット近辺での作業はロシア人ばかりが配置されている。

 人工衛星搭載ロケットが自力開発できると、国際社会では事実上の核保有国とみなされ、諸外国に対する影響力が劇的に向上する。一流国の仲間入りを目指したい韓国にとっては、衛星打ち上げ可能なロケットの開発は悲願であった。
 だがロケットの自力開発は困難を極め計画は頓挫。諸外国から技術援助 を受けるやり方に転換したものの、米国や日本は技術供与を断り、フランスは法外な価格を提示したといわれている。最終的にロシアから技術を購入して作られたのがこの羅老号だが、実質的には技術の購入ではなく、製品の購入に近い形での妥協を強いられている。

 羅老号の打ち上げには、過去何度も失敗しており、韓国政府としては、もう失敗は許されない。配水の陣となる次回打ち上げの秒読み開始は近い。

 - 政治, 社会

  関連記事

kishidaputin
一筋縄ではいかない日露交渉。プーチン大統領は意図的な遅刻で日本側を翻弄?

 岸田文雄外務大臣はロシアのプーチン大統領らとモスクワで会談し、今月に開催される …

nandflash
東芝の半導体技術漏洩事件。罰則強化では根本的解決にならない

 東芝の半導体技術が韓国企業に漏洩した問題で、情報提供者に対する厳罰化を求める声 …

bigben
ロシアと敵対しても金融街へのアクセスを禁止しようとしない英国の高度な戦略

 ウクライナの内政にロシア軍が介入している問題について、米国やEUは部分的な制裁 …

no image
北朝鮮が最高人民会議を開催。結局、重大発表はなかった

 北朝鮮は25日、国会に相当する最高人民会議を開催した。仏誌が経済改革について重 …

baeikyu
台湾の馬英九総統が兼務していた党主席を辞任。中国との接近政策は見直し?

 台湾の馬英九総統は、11月29日に行われた統一地方選挙で、国民党が大敗した責任 …

b29
太平洋戦争に投入された戦費は天文学的数字。すべては日銀の国債引受で賄われた

 太平洋戦争の終結から68年が経過した。太平洋戦争の政治的、外交的な背景や経緯は …

algeriagas02
アルジェリア軍が最終攻撃を行い人質が多数死亡。国によって異なる人質に対する考え方

 イスラム武装勢力による天然ガス施設の人質事件で、アルジェリア軍は19日、最終攻 …

putingkukyo
経済制裁による通貨安と原油価格の下落でロシア経済はすでにボロボロ?

 ウクライナ問題をめぐる対ロ制裁に加えて原油価格の急激な下落がロシア経済を窮地に …

obama1112
アジア人はしたたか。オバマ大統領アジア歴訪のウラでイランとの積極外交が展開中

 再選が決まったオバマ大統領が早速動き始めた。アジア重視の姿勢を強調するオバマ大 …

kinrijosho
政府が金利上昇対策に本腰。国債発行総額の抑制と超長期債へのシフトが進む

 政府が金利上昇に備えた動きを加速させている。財務省は2015年1月14日、20 …