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米空母ロナルド・レーガンが横須賀に配備。海自の護衛艦いずもが先導

 

 米第七艦隊の主力空母として昨年5月まで横須賀基地に配備されていた「ジョージ・ワシントン」に代わり、同型の原子力空母「ロナルド・レーガン」が1日、配備された。安保法制が成立した直後というタイミングでの入港となった。

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 米国は現在、過去最大規模の軍縮を行っており、空母の配備計画も大幅に見直されている。ジョージ・ワシントンは建造から25年が経過しており、大規模修繕に入るため米国に帰還するが、このところ、日米同盟の役割が低下してきたこともあり、ジョージ・ワシントンが横須賀を離れた後、後継空母が配備されない可能性も指摘されていた。
 最終的に、同艦と入れ替わりにロナルド・レーガンの配備が決定し、日本近海における第七艦隊の能力は何とか維持されることになった。

 両艦の交代は、乗員と艦載機はそのままで、艦体だけを交換する方式が採用された。約5000人の乗務員と艦載機は今年5月横須賀を離れ、米西海岸のサンディエゴ基地でロナルドレーガンと合流。乗務員と艦載機を交換した後、8月に日本に向けて出発していた。

 横須賀への入港は、海上自衛隊の護衛艦「いずも」がロナルド・レーガンを先導する形で行われた。自衛隊の護衛艦と米艦が行動を共にすることは珍しくないが、今回は安保法制が成立した直後だけに、非常に象徴的な図式となった。

 ロナルド・レーガンは今後、これまで横須賀に配備されていた空母と同様、第七艦隊の主力として、定常的な任務に就くことになる。
 ジョージ・ワシントンの後継空母が横須賀に配備されたことで、当面、日本近海における米軍の展開は従来通りとなった。また安保法制の成立で、見かけ上は日米同盟が強化されているように見える。

 ただ、現実問題として、横須賀に空母を配備しないという議論が米国で行われたというのは事実であり、日本の立場は以前とはかなり異なっている。米空母が日本に常駐していることが当たり前という時代は、すでに過去ものになっていると考えるべきだろう。

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