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LINEが料理の出前サービスに参入。これからは家で食べるのが主流に?

 

 LINEが飲食店のデリバリーサービスに参入した。外資系のウーバーイーツや楽天が提供する楽びんなど、デリバリーサービスがじわじわと普及しているが、LINEの参入で弾みがつくことになるかもしれない。

linederima

 LINEは2017年7月26日、アプリ内で飲食店の出前メニューを注文できる新サービス「LINEデリマ」を開始した。宅配ポータルサイト「出前館」と提携し、出前館に加盟している吉野家などの宅配メニューをLINEのアプリ上で注文できる。現在、出前館に登録されている約1万4000軒のお店が利用可能。

 カテゴリー別や地域別など一般的な検索方法に加えて、LINEらしい機能としてはチャットによる検索が用意されている。LINEデリマの公式アカウントにアクセスすると会話形式でお店を選ぶことができる。
 例えば「お寿司が食べたい」と入力すれば「お寿司の店はこちらです」といった具体に返事を返してくる。

 米国では外食産業の宅配シフトが進んでおり、米マクドナルドや米ウェンディーズは宅配メニューを強化している。日本でも、ウーバーイーツや楽びんなど、ネットを使ったデリバリーサービスが都市部を中心に伸びており、外食産業にとって無視できない存在となりつつある。全国に多数の利用者を抱えるLINEがこの分野に参入してきたことで、普及に拍車がかかるかもしれない。

 こうしたデリバリーのサービスが増えてくると、外食産業と小売店の垣根は限りなく低くなる。デリバリーの利用者にとって、その店がコンビニなのか、牛丼店なのかは、あまり関係ない。従来は小売店は小売店、外食は外食と完全に市場が分かれていたが、ITをベースにしたデリバリー時代には、両市場は渾然一体となる。

 事業者にとっては厳しい時代かもしれないが、消費者にとっては選択肢が増えるので、歓迎すべき動きといってよいだろう。

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