ニュースの教科書

ジャーナリストが記事にできないホンネやつぶやきを集めた脱力系ニュースサイト

ロシア企業が両面にディスプレイのある奇妙なスマホを開発。ロシア躍進の兆候か?

 

 ロシアの企業であるヨタ・デバイスが両面にディスプレイを備えた奇妙なスマートホンを開発した。表面のディスプレイは通常のスマホとして、ウラのディスプレイは電子書籍として利用できる。まだ開発途中で名称も決まっていないが、500ドル前後の価格を予定しているという。

 基本ソフトはGoogleが開発した「Android」を搭載している。電子書籍のディスプレイは米Amazonの電子書籍「Kindle」に使われている技術と同じものを利用しており、消費電力が極めて少ないのが特徴。

 ロシアのメーカーは旧ソ連時代の国営企業を母体にしているところが多く、産業向けの製品を製造するところがほとんど。こういったコンシューマ機器を製造することは極めて稀だ。
 ヨタ・デバイスも、もともとは軍需企業であり、業務用のネットワーク機器を開発製造してきた企業である。コンシューマ向けの製品は今回が初めての取り組みとなる。

 同社では市場へのインパクトを考えて、あえて両面ディスプレイという奇抜な製品にしたと説明している。確かに見ようによっては「バッタモノ」的な製品といえるわけだが、こういった取り組みはコンシューマ向け市場では非常に重要なステップといえる。現在ではパソコンをはじめとするIT機器の分野で高いシェアを持つ台湾のメーカーも、当初はこういった「バッタモノ」的な製品からポジションを確立してきたという経緯がある。

 ロシアはセキュリティなどソフトウェア分野ではすでに高い実績を残している。ハードウェア分野に本格進出する企業が増えてくることで、IT業界の産業地図が大きく変わる可能性も出てきた。

 - 経済, IT・科学

  関連記事

pfi
PFIが成長戦略の中核として急浮上。だがその実態はハコモノ行政の維持

 政府の成長戦略における中核的プランとして、民間資金を活用したインフラ整備(PF …

hitachi
日立が保守的な中期経営計画を発表。堅実だがやはりガラパゴスの印象は否めず

 日立製作所は5月16日、2016年3月期に売上高10兆円、当期純利益3500億 …

kaisatu
イマドキの新社会人の価値観は、実はバブル世代上司とそっくり

 人並みに働けば十分と考える新入社員が過去最高水準になったことが、日本生産性本部 …

sony
ソニーが業績見通しを大幅上方修正。だが実態は不動産の売却益

 ソニーは4月25日、2012年度(2012年4月~2013年3月)の業績見通し …

weizugamen
道路情報シェアのアプリをめぐって米で騒動。問われるインテリジェンス能力

 渋滞など道路情報をシェアするアプリ「Waze」をめぐって米国でちょっとした騒動 …

softbankgacho
ソフトバンクが純利益1兆円超え。TモバイルUSも再度買収が可能に?

 ソフトバンクの純利益が1兆円を超えた。投資先の売却益が加算された結果だが、何と …

abeseichou02
成長戦略に関する議論を大胆に整理してみると・・・・話は意外と簡単だった

 アベノミクスにおける3本目の矢である成長戦略の迷走が続いている。当初、成長戦略 …

ieren201409
FRBが「忍耐強く」の表現を削除。利上げは予定通りで、利上げ幅は極小との観測も

  米FRB(連邦準備制度理事会)は2015年3月18日、FOMC(連邦公開市場 …

tokyowan
GDPギャップは依然マイナスのまま。供給過剰な状態は本当に一時的なものなのか?

 内閣府は8月22日、4~6月期におけるGDPギャップがマイナス1.9%になった …

sharp
シャープが公募増資を検討中。金額は1000億円と中途半端でやはり抜本解決にならず

 経営再建中のシャープが2013年春にも公募増資に踏み切る可能性が高くなってきた …