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ダウの高値更新でバブル論。だが、米国がバブルだというなら、日本はもっとバブルだ!

 

 3月6日のニューヨーク株式市場は、前日に続いて史上最高値を更新した。雇用指標が良好だったことや、FRBの緩和政策が継続するとの見方から買い進まれ、ダウ平均株価は前日の終値から42.47ドル上昇して1万4296.24ドルとなり史上最高値を更新して引けた。

 米国の株価が史上最高値を更新したことで、一部のメディアや評論家の中からは、米国株がバブルになっていると指摘する声があがっている。
 米国の株高がバブルなのかは誰にも分らないが、確実に言えることは、現在の米国株がバブルなら、日本株はもっとバブルだという現実である。

  米国はリーマンショック崩壊後の2009年から現在までの間に、GDPは12.2%増加し、物価も7%近く上昇した。年率換算すれば、GDPは3.9%成長、物価は2.2%成長である。

 これに対しては日本はデフレが続き、GDPも物価も横ばいかマイナスが続いている。アベノミクスで2%の物価目標を導入することだけでこれだけ大騒ぎしている状態なのに、米国は2%成長など、当たり前のように実現している。
 さらにユニクロやソフトバンクなどごく一部の企業以外は総崩れの日本に対して、米国にはGoogle、Apple、Amazon、ウォルマート、ディズニーなどお化け企業が数えきれないほど存在している。

 日本は期待だけが先行し実体経済の指標が伴っていないにも関わらずリーマンショック後から株価は1.5倍に上昇しているが、米国は景気上昇という現実の成果が出た上で株価は約2倍である。米国がバブルというなら、日本はとんでもないバブルである。

 現実を見ず、妄想や願望だけで議論するのはもうやめようではないか。株価がバブルかどうかなど神以外知る由はない。我々は現実を見ることしかできないのだ。
 現実を冷静に眺めてみれば、米国は経済が順調に回復して株価が2倍。日本はまったく回復していない状態で1.5倍。それだけである。

 - 経済

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