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韓国ソウルの放射能アルファルト問題。結局住民は大量被曝していた

 

 昨年11月に韓国ソウル市内のアスファルトから高い放射能が検出された問題で、ソウル市が勧めてきた健康調査の結果が明らかになった。韓国KBSが報じている。

 調査では、汚染が発見された地区の約100人が被曝していることが明らかになり、被ばく線量は年間4.7ミリシーベルトとかなり高い数値となっている。

 ソウルの放射能問題が発覚したのは昨年11月。政府はとにかく面倒を避けたいのか勝手に安全宣言を出したが、住民が納得せず、ソウル市が調査を行うことになった。
 その間、アスファルトは道路から撤去されたものの、処理施設には送られず、放射能を出したまま公園にしばらく放置され、再度社会問題になっていた。

 結局フタを明けてみれば、住民はかなり高い放射線被曝を受けていたという顛末である。

 これら一連の対応はどこかの国とそっくりである。4.7ミリシーベストの被曝という事実をソウル市が調査し、きちんと発表しただけ日本よりましかもしれない。

 日本と韓国は互いにいがみ合っているが、欧米から見ると近親憎悪にしか見えないという。実際、竹島問題にしても、ヨーロッパのメディアでは「似たもの同士の野蛮な東洋人が、岩だらけの小島を巡って醜い争いを行っているという」差別的なトーンの報道も多く見受けられる。

 日本人の多くは、日本が韓国よりも開かれて進んだ社会だと思ってきた。実際それはかなりな部分で正しい。だが、原発問題への日本政府の対応を見ていると、必ずしもそれが正しいとは限らないという主張には説得力があると思えてくる。

 韓国のアルファルト被曝問題から我々が学ぶことは多い。

 - 政治, 社会

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